Scarsdale
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クラクフ(Krakow)


クラクフはポーランド南部にあリワルシャワ、ウッチに続いて大きい都市です。17世紀初頭にワルシャワに遷都されるまでここはポーランドの首都でした。その後も様々な面で国家の中心であっただけではなくポーランド文化発祥の地としても有名です。ヴィスワ川の上流にあり市街地はバベル城を中心にヴィスワの両岸に広がっています。

ヴィスワ川の向こうに見えるヴァヴェルの丘

ヴァヴェルの丘からみたヴィスワ川と対岸のクラクフの街



ヴァヴェルの丘 (Wawel Hill)

ヴァヴェルの丘に通じる[ベルナルドの門」

右側に王宮のサンドメルスカ塔(15世紀なかば)があります。

ヴァヴェル大寺院

ヴァヴェル大寺院は11世紀以降何度も改築、復元されましたが現在は建築遺産になっています。

ヴァヴェル大寺院の正面

金胴はジグムントチャペル。ここの地下納骨堂は歴代王室の墓となっています。

王宮の中庭

16世紀にジグムント王が建築したこの王宮は3階建てで、ゴシックとルネッサンスの複合様式です。外付きのアーケード式回廊が中庭を囲んでいます。

ヴァヴェル大寺院の内部

中心には聖スタニスワフの遺跡、プワディスワフ・バルネンチク王、天蓋ツキのブワディスワフ・ヤギェウオ王などの遺跡があります。

タデウス・コシチュシェコ像

ポーランドの分割を行ったロシアに対する1794年の蜂起の指導者として、アメリカの独立戦争に参加した将軍として有名です。




旧市街中央広場(Old town, Market Square)

聖パウロ・ピーター教会

ヴァヴェルの丘から中央広場に行く途中のグロズカ通りにあるパウローピーター教会。教会の前には12人の使徒が並んでいます。

中央広場

ヨーロッパ最大の中央広場のひとつ。1257年に作られました。高い建物はクラクフの最も重要な建築遺産の一つである旧支庁舎です。その隣の織物会館は1875−1879年に改造されたままのものです。

織物会館を背景にするアダム・ミツキエヴィチ像

アダム・ミツキエヴィチはポーランドを代表する詩人です。

聖マリア教会

毎時刻この建物からラッパが演奏されます。昔モンゴル軍がクラクフを攻め入った時この教会の窓からラッパを吹いて危険を知らせました。でもある時最後まで吹き終わらないうちに殺され、それを悼んで演奏も途中で終わります。

聖マリア教会内部

ゴシック様式の聖母マリア教会(14世紀後半)は何度も改築されましたが現在ではクラクフの最も重要な遺産となっています。キリストの生涯を描いた祭壇の彫刻は正午にだけ開かれ、これはその開かれた状態です。

聖母マリア教会広場

ゴシック様式の聖バルバラ教会の前の噴水。これは1958年にクラクフの職人たちが街に寄付をしたものとか



クラクフ2





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