Scarsdale
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プロフィール

キャッツ邦子 
熊本市出身。ニューヨーク州、サラ・ローレンス・カレッジ修士(専攻:WRITING)卒。

米国在住通算45年。米国人の夫との間に男女二人の子供をもうけ、彼らの就学に伴いニューヨーク市内から1980年代前半に郊外のスカースデールに転居。その後学区のPTA活動に積極的に参加、様々な役職を果たした。子供たちが補習授業校に在籍した5年間は、こちらでも一貫して父母会活動に関与し、1987年度はW校父母会、連合会会長をつとめた。

地域では、ステップ、(恵まれない南部の黒人高校生を地域に招待して大学進学への機会を提供する団体)スカースデール歴史保存協会、「シニア・シティズン」委員会,スカースデール/エッジモンド・カウンセリング・サービス(地域住民の精神的ニーズを支援する団体)及びスカースデール・ファンデーション(資金を集めて大学生への経済援助をしたり、地域に貢献した人たちを表彰する団体)などで理事をつとめた。スカースデール議会の諮問機関では2000年度、「ヒューマン・リレーションズ」(人的交流)委員会で委員長をつとめた。

学区内の日本人児童の急増に伴い、1988年から1993年まで、スカースデール学区でカルチュラル・コンサルタント、バイリンガル・アシスタントとして勤務。この間、現地で目にする日本人学童生徒の実情、問題点などを新聞や、雑誌に投稿し、日本政府、企業の理解を求めた。1993年に、日本国総領事館、日米交流基金、ニューヨーク商工会議所、日本企業、スカースデール自治体および日米住民で共催された「スカースデール/ジャパン・フェスティバル」では事務局長を勤めた。

1993年から1998年まで、ニューヨーク日本人教育審議会によってグリニッチ日本人日本人学校内に設立された「教育文化交流センター」で、文部省派遣の国際交流ディレクターのもと、プログラム・コーディネーターとして地域住民と日本人駐在員家族との交流を促進するための様々なプログラムを企画、実践し、その一環として皆様の寄付で教材貸し出し部門を作り、交流活動の普及にも勤めた。その後、センターの予算削減に伴い、日米有志でウェストチェスターに民間の非営利団体、「ジャパン・アメリカ・コミュニティ・アウトリーチ」(JACO)を設立、その代表として、日本人家族への情報の提供、ボランティア活動の奨励、交流活動の促進、教材貸出しなどにあたった。

1996年10月、これまでの日米交流活動に対して「日本顕賞会」(東京)から国際交流分野で「社会貢献賞」を受賞。2001年4月には同じく日米交流活動に対して、アメリカの団体、ウェストチェスター・アーツ・カウンシルから「トラディッション・ベアラー賞」(日本文化継承者)を受賞。

2002年から2014年までニューヨーク州ブロンクスビルにあるサラ・ローレンス大学で日本語教師を勤めた。

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